私の体験ではないですが、毎年イカメタルでお世話になっている船長から聞いたイカのアタリの考えを改めた話をここでしたいと思います。
私は今からの話を聞いて、エギングはもちろんイカメタル·ティップランエギングなど、とにかくイカ釣りを行うときに意識が変わった話です。
それではさっそくお伝えしていきます。
イカのアタリがわかっていない??
皆さんエギングやティップラン、イアメタルなどのイカ釣りで『いつの間に乗っていたんだ?』となりませんか?
お恥ずかしい話、イカ釣り歴10年目前の私も時々起こりうる現象です。といっても、本当にイカのアタリは分かりにくい事が非常に多いです。とくに波風ある日は余計にわからなくなることが多く、運良く釣れたとなることも全然あると思います。
では、どうして釣れてるのにアタリがわかってないのか、まずはイカ釣りのアタリにはどのようなものがあるか見ていきましょう。
エギングを時々するけど、いつの間にか乗っていることもある。。どうしてアタリがわからないんだ?
イカのアタリは魚と違い独特だからね。難しいことも多い。まずはアタリの出方を覚えていこう。
イカのアタリの種類
- ルアーを抱いて、ライン·穂先が引っ張られる。
- ルアーを叩いて、手元にコツンとくる。
- ルアーを触り、ラインが震える。
- 居食いをして、ルアーがたわむ。
以上の4つがあると思います。
この中でも、3·4の内容が非常に分かりにくいです。次の項目で上記の各内容を簡単に解説していきます。
1⃣ ルアーを抱いて、ライン·穂先が引っ張られる。
イカがルアー抱いて、後退したときに引っ張られるアタリ。エギングの中でも代表的なアタリでよく知られています。初心者の人や釣り経験の浅い方でも分かりやすく、そのアタリを見極めるのが第一歩かと思います。
2⃣ ルアーを叩いて、手元にコツンと来る。
イカは触腕と呼ばれる長い2本の手で気になるものを触りにいきます。俗に言うと「イカパンチ」です。その触腕で上からルアーを叩くように触りにいくときがあります。この時に発生するあたりが「コツン」となるアタリへと繋がります。「イカパンチ」には積極的にエサを取るために触腕を伸ばすこともあり、警戒のために様子を見るため叩いていると思います。
「イカパンチ」があるときはやる気のあるイカがいるか周囲にイカがいてエサを取られまいと積極的に活動しているイカがいると考えてよいと思います。
3⃣ ルアーを触り、ラインが震える。
2⃣のルアーを叩いて手元にアタリがくるのと非常に似た内容です。しかし、大きな違いがあります。それは活性の低さです。興味はあるがまだ積極的になれていない。そのため、様子を見ようと慎重になり軽く触腕で触りにいくためだと思います。もしくは慎重に抱いているのではと考えられます。
4⃣ 居食いをして、ルアーがたわむ。
最後に居食い。こちらは通常の魚でも起こりうるアタリです。水中でとどまるか引っ張るのではなくルアーを前に押し出すことにより、糸が緩む瞬間があります。フォール中に底に落ちないなと思う場合もたわむことと同じです。
1⃣と2⃣はわかっても、3⃣と4⃣は説明されても正直わからないかも。。。
すごく気持ちはわかるよ。テレビでも見るがプロでもいつの間にか乗っているという場面は見かけるし全く問題ない。だから、今からの伝える事が重要なんだ。それを船長のエピソードをもとに伝えていくよ。
イカのアタリが取れていない!必見!!船長エピソード!!
今からするエピソードで、釣果が上がることに繋がるわけではありません。意識が変わると思い、紹介していきます。
船長エピソード
秋口で新子のアオリイカを釣っていた時の話です。船長が新子の多いであろう磯のすぐそばにポイントを着け、乗船している方はエギングを開始しました。そんな中、船長の友人が海中の様子をみるために海に潜ったらしいです。案の定、新子のアオリイカはたくさん居たとのことです。
ここで不思議なことがあったと潜った友人が話したとの事です。イカがエギに触れているのにも関わらず合わせる事が全然なかったとの事。つまり、アタリをわからず放置している事が多かったようです。そこでエギに触れたら、釣り人に合図を送り、その合図で合わせる事で釣ることができたという事でした。
深い内容ではありませんが、イカのあたりが非常に小さいのが良くわかるエピソードです。私自身この考えが付いたことで、イカは常にエギのすぐ近くにいるものだと意識しています。気になるラインの動きはイカのあたりの可能性が十分にありえます!
まとめ
イカのあたりの出方を簡単に記入し、船長エピソードを交えてイカのアタリの意識を変える事に着目しています。エギングやイカメタル・ティップランは初めての方はもちろんベテランの方でもわからなくなることがしばしば。ですが、船長エピソードを見る限りは分かりにくいだけで、「もしかしたら触っているんかも。」という意識を持っていただきたく記入しています。この記事を見てくださった方は、明確なアタリのみに捕らわれない考えを持って是非次回のイカ釣りに生かしてもらえラバと思います。